【新唐人2015年07月05日】社会的な事件に積極的に介入し、ネットで喝采を浴びてきた「屠夫（とふ）」こと呉淦（ご かん）さんは書類送検されたあと、正式に逮捕されました。今、呉さんの決意表明動画が注目を浴びています。
７月３日、燕薪（えん しん）弁護士が「屠夫」こと呉淦さんが正式に逮捕されたことを発表しました。その翌日から、呉さんの決意表明動画がネットで広まっています。
「屠夫」こと呉淦さん
「万一に備えて、撮影しておきます。安全でなく法制もない国家では、いつでも迫害、失踪、軟禁に遭う恐れがあります」
この動画は２０１２年７月１０日に撮影されました。呉さんは、２００９年から社会的な事件に介入し始め、すでに複数の重大な冤罪事件に関わっています。
「屠夫」こと呉淦さん
「中国でこうすることは危険です。権力者が嫌がります。反逆だと考えるからです。実際 私は嫌がらせや盗聴に遭い、家族も脅迫され、私自身も軟禁や勾留に遭いました」
この動画が撮影された当時、呉さんは既得権益集団の関わる立ち退き事件を追っていました。
「屠夫」こと呉淦さん
「たとえ拉致されたり、ぬれぎぬを着せられても、私は絶対に自殺しません。また 私は法を守ってきました。違法行為は犯していません。弁護士を拒むこともしません」
今回、呉さんは弁護士の公文書閲覧を拒んだ裁判所に対し、パフォーマンスによって抗議したため逮捕されました。しかし大陸の弁護士は呉さんの行為について、公権力の乱用を批判・監督しただけで犯罪には当たらないと述べ、恐らく、警官による陳情者射殺事件の真相を追ったため、報復に遭ったと分析しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/07/04/a1208178.html（中国語）
（翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/李）
